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2020/07/20
自然災害と土地探し
長雨が続きますね。各地の大雨による大きな被害に心が痛みます。
家をご検討されているお客様から土地についてのお問い合せがありました。「この土地を気に入りました。どうでしょうか?」高台にある閑静な住宅街、眺めもよく、日当たりもよく、敷地も広くて素敵な土地でした。でも念のため、災害に関する情報を抽出した地図『静岡県GIS』で土地の安全性を確認してみました。
↑赤く塗ってあるところが購入候補の土地。オレンジ色は高台下に流れる川が氾濫した際、土石流が蓄積すると予想される地域。青色部分は30度以上ある傾斜の地盤であることを示し、大雨や地震が起きた場合は地盤が崩れ、土砂崩れが発生する可能性が高い場所。
↑黄色は土砂崩れが発生した場合、土砂の被害を受けるであろう場所。
残念ながらお客様が購入をご検討されている土地は、土砂の被害が予測される土地でした。土地購入前には、販売元から重要事項として説明を受けるのでしょうが、土地紹介の詳細には一切触れられていません。
この数年の間でたくさんの自然災害に見舞われている日本なだけに、土地の購入をご検討される場合は、環境・利便性・日当たり+GISやハザードマップ等もご活用して、土地の安全性も確認してみて下さいね。
(事務員の高橋)