リフォーム・リノベーションの施工事例です。

築５０年のキッチン改修工事。歩くとバキッバキッと音がして、傾いていた床。床の不具合をもとから解消するために、床板を剥ぎ、根太（床板を支えるための補強部材）から改修を行いました。もとは奥行きが６０ｃｍ以上ある出窓は、窓の開閉、鍵をかけるのも大変だったため、奥行きを２０㎝に改修し、省エネを実現する高断熱性能窓のサッシを設置。高機能サッシのおかげで、室内の温度が外気の温度に左右されにくくなりました。出窓下枠の部分はあえてキッチンパネルを使用せず、特注のステンレス板を貼りました。下枠をステンレス加工にしたことで高級感が増し、長年使いこんでも傷を気にすることなく使用できます。床板についてお施主様のご希望は「縁甲板はひのき１寸厚（３０ミリ）でお願いしたい」とのことでした。でも製品として売っていないため、原板を自社で加工してひのきの縁甲板を作り、施工しました。床板のひのきが映えるよう、天上を木張り天井にしました。キッチンがとても明るくなりました。