髙橋建築の大工によるブログです。

※絵画が置かれた部屋も高橋建築施工

「長年集めてきた趣味の絵画や額の書を飾る部屋をぜひ和室で造って欲しい」とのご依頼を受けて、昨年の年末に内装工事を終え、クロスを張り終えたので、撮影をして来ました。

このカーブがいいですよね。障子などの建具はこれからなのですが、窓に障子が着いたら更に趣が増すのでしょうね。

天板の回りには那智石を並べる予定です。

つつじの木の銘木。初めて見ました。自然の曲線美が魅力な木。木が好きなお施主様の銘木になります。

絵画を鑑賞する為、回りやすいように床は無垢の桧のフローリングに施工しました。桧の木目の床・天井の竹・小物を展示する棚も美しいですね。

和室の良さは身近にある自然の物を使い、職人が手をかけて造り上げて、自然が織りなす情緒や趣がとても心地がよく、こころを育んでくれるような空気感が私は好きです。素敵な絵画や書を眺めるには時間を忘れてしまいそうですね。ちなみにこちらのお部屋は趣味のお部屋の為、一般には公開はされません。

（事務員の高橋）