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2020/05/25
床の改修工事
築50年も経つと床のきしみが激しく、傾きも出てきてしまいます。その為、床の不具合をもとから解消するため、根太(床板をを支えるための補強部材)から改修を始めました。
根太組
完成
ひのきの無節が美しい床。ひのき1寸厚(30ミリ)の縁甲板(床板)は驚くぐらい厚く(一般的には15ミリ)、足に伝わる安定感は素晴らしかったです。「たこ焼き機やホットプレートを使うのに下にコンセントが欲しい」とご希望のお施主様。床に丸く空いた穴がコンセント用の穴。穴の切り口を見て、床板の厚さに驚きました。製品として30ミリ厚のひのきの縁甲板は売ってはいないので、ひのきの原板を自社で加工して縁甲板を造りました。「だんだんこういうことができる大工さん達が減ってきて寂しいよね」とお施主様。ひたすら鉋をかけ続けていた岩崎くん、頑張りましたね。
(事務員の高橋)